マルモッタンモネ美術館とは?作品(モネの睡蓮)や特徴と行き方

投稿日:2020-01-15 更新日:

モネの作品といえば、オランジュリー美術館内の360度に広がる睡蓮が有名ですが、モネの作品はマルモッタンモネ美術館にも沢山収蔵してあります。どのような作品があるのか、また美術館への行き方をご紹介致します。

 

マルモッタンモネ美術館とは?歴史と特徴

マルモッタンモネ美術館はパリの西側にある16区、ブローニュの森の少し手前に位置している美術館で、印象派の名画が揃っています。

美術品収集家であり、美術史家であったポール・マルモッタン(1856-1932)の死後にコレクションがAcadémie des Beaux-Artsに寄贈され、1934年から彼の邸宅にて美術館が始まりました。

マルモッタンモネ美術館 パリ

以前はマルモッタン美術館という彼の名前の美術館でしたが、ミシェル・モネが父親、モネの作品を多く美術館に遺贈したことから、マルモッタン・モネ美術館へと改名されました。様々な寄贈を受けて、世界最大級の印象派、そしてモネコレクションを所蔵する美術館となっています。

印象派という美術史界を変える絵画を生み出したモネの作品「IMPRESSION SOLEIL LEVANT(印象 日の出)」があることでも非常に有名です。

マルモッタンモネ美術館 パリ

オーディオガイド

親日家だったモネには沢山の日本人ファンがいますので、オーディオガイド(3ユーロ)はフランス語、英語、そして日本語も用意があります!(中国語と韓国語がなくて日本語だけとは驚きます)

荷物預け

リュックサックなどは預けることができますが、コートのみの預けはできません。

 

マルモッタン美術館、階ごとの内容

邸宅の地上階と1階(日本の2階)だけでなく、地下にも収蔵品があり、とても内容が充実しています。

地上階

地上階は邸宅の部屋を使用しての展示と共に、少しモダンにリノベーションされた企画展の展示会場もあります。

マルモッタンモネ美術館 パリ

邸宅の部屋には、テーブルやシャンデリアの装飾と共にモネと親交のあったルノワールの作品も並んでいます。その他のフランス画家の作品が並びます。

マルモッタンモネ美術館 パリ

また、ナポレオンの時代に流行した新古典主義の絵画もあります。

マルモッタンモネ美術館 パリ

地下へは企画展のコーナーから進むことができます。企画によってがらりと内部の雰囲気が変わります。

マルモッタンモネ美術館 パリ

 

1階(日本でいう2階)

階段で上の階へ。素敵な階段です。

マルモッタンモネ美術館 パリ

1階(日本の2階)も邸宅のままの雰囲気があり、温かみがあります。マネやモリゾ(女性印象派画家で、モネの兄弟と結婚しました)その他の画家の作品なども沢山あります。また、中世のステンドグラスや木像、装飾写本なども展示しています。

マルモッタンモネ美術館 パリ

素敵なお部屋です。

マルモッタンモネ美術館 パリ

 

地下1階

モネの絵画は地下1階にまとめられています。

マルモッタンモネ美術館 パリ

また、美術館所蔵の絵画からインスピレーションを受けた現代画家達によるコラボレーション企画も行われています。

モネの作品「IMPRESSION SOLEIL LEVANT(印象 日の出)」についてはこちらへどうぞ♪

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マルモッタンモネ美術館 パリ

 

お土産屋さん・ブティック

地上階の一番奥にお土産屋さんがあります。そのためチケットを購入しないとお土産屋さんには入れません。地下のモネの作品を見学すると、お土産屋さんに出てきます。

マルモッタンモネ美術館 パリ

お土産に、モネグッズも沢山売っています。また、印象派や、パリに関する本も扱っています。

記念メダルも販売しています。モネの睡蓮の絵柄です!モネのモネー(お金)はいかがですか?

マルモッタンモネ美術館 パリ

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マルモッタンモネ美術館への行き方・アクセス

マルモッタンモネ美術館の住所

2 Rue Louis Boilly 75016

マルモッタンモネ美術館への行き方

わりとパリ中心の左端に位置しているマルモッタンモネ美術館。

メトロで行く場合

メトロの場合、9番線のLa Muette駅が最寄りで(出口は1番:chaussée de la Muette)そこから徒歩7分程度です。少し見通しの良い公園の中を通ります。安全なエリアなので大丈夫です。

La Muette駅から美術館の方向ではない方には、Rue de Passyというショッピングストリートがあります。

バスで行く場合

パリの中心から向かう場合、最初からバスで向かうことはほぼないと思います。メトロを利用すると、もうバスに乗る必要のない程(徒歩7分)の距離なので、わりと西側にいる時にバスを利用することになると思います。

La Muette駅付近まで行くバスも何本かあります。地上の景色を楽しみながら美術館に向かいたい場合は下記のバスになると思います。

22番:サン・ラザール駅、凱旋門、トロカデロなどを通ります。
52番:オペラ駅、マドレーヌ、凱旋門などを通ります。
32番:東駅、オペラ駅、サン・ラザール駅、プランタンデパートの近く、フランクリン・D・ルーズベルト駅、トロカデロなどを通ります。
70番:パリ市庁舎駅、ポンヌフ、マビオン駅、セーブルバビロンとボンマルシェデパートの間、15区のあたりを抜けていきます。

もしくは、パリの西にあるラ・デファンスという商業エリアに行った帰りにマルモッタンモネ美術館へ行く場合は、メトロ1番線Port Maillot駅近くからPCというバスが出ています。Ernest Hebertというバス停で降りると美術館まで徒歩4分程度です。

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