モネの睡蓮といえば、オランジュリー美術館が有名ですが、マルモッタンモネ美術館にも沢山の作品があります。さらに、あまり混んでいないので、ゆっくり鑑賞できるのがポイント!どのような作品があるのか、外せない作品はどれなのか、ご紹介致します。
マルモッタンモネ美術館とは?
美術史家のマルモッタンさんのコレクションと寄贈された物を公開している美術館です。元々マルモッタンの邸宅だっただけに、温かみのある素敵な美術館です。
その歴史と内容についてはこちらへどうぞ!
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マルモッタンモネ美術館とは?作品(モネの睡蓮)や特徴と行き方
モネの作品といえば、オランジュリー美術館内の360度に広がる睡蓮が有名ですが、モネの作品はマルモッタンモネ美術館にも沢山収蔵してあります。ど ...
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モネの睡蓮
マルモッタンモネ美術館の地下1階にモネのコーナーがあります。ジヴェルニーの邸宅兼アトリエの庭にある睡蓮の絵が沢山並んでいます。その美しさ、水面の美しさに圧倒されます!
オランジュリー美術館のように、円形のような部屋360度に睡蓮の絵画が並べてある様子をパノラマ撮影してみました。
ゆっくりと心ゆくまで鑑賞することができるように、真ん中にはベンチが並んでいます。
お昼間に来ても空いていて、ゆっくりと見ることができます。
様々なタイプの睡蓮の絵があり、色々な発見があって楽しいです。
モネが白内障を患ってから、睡蓮の池にある日本風の橋を描いた作品が下記の絵画です。緑の色合いの中に赤色が増えて、迫力があります。
印象派の名前の由来になったモネの作品「印象 日の出」
この美術館で見逃してはならない作品が、モネの1872年作「IMPRESSION SOLEIL REVANT」です。
この作品をきっかけに、彼らの絵画の表現方法を印象派と呼ぶようになったのです。美術史の歴史を変えた、新しい技法のネーミングはこの作品名から取られたのですね!!
ル・アーブルの街を描いた作品ですが、太陽が水面に反射している感じがなんとも美しいです。水面の様子が伝わってきます。近くで見ると、サッサッと線が足されているのに、この雰囲気を描き出すなんて・・・!水と光の魔術師ですね。
その他のモネの美しい作品
蒸気がふわふわと動いているかのようにリアルです。絵画の中の時がまるで動いているかのように感じさせられる美しい絵画です。
こちらも駅のホームに入ってきたばかりの鉄道ですが。駅まで出向いてモネがしっかり描いていたのがわかる、素敵な絵画です。
モネが魅入られたイタリアの景色。ルノワールと一緒に訪問したこともあるそうです。
そしてこちらが、モネが手放さずに手元に置いていた、ルノワールに描いてもらったモネのポートレートです。タバコを吸いながら新聞を読んでいます。とても優しいタッチで、心のおけない友人との時間、といった雰囲気がしますね。
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