フランスの学生ビザ申請の際に、ある意味一番面倒な動機書作成。書き方例、アイディアをメモしておきます。大学ではなく、語学を勉強しに行くという内容の場合のものです。
目次
なぜフランスをおすすめするか
現在イギリスは語学学校生徒ではアルバイトができません。そしてワーキングホリデービザも抽選となり、当たらない人は本当に当たりません。フランスはしっかり申請申込みを行えば学生ビザもワーキングホリデービザも落とされるということはあまりありませんし、語学学生もアルバイトができます。
フランス語が堪能でなくても、すぐに日本食料理レストランでアルバイトが見つかります!そして語学学校に通いながら週末簡単にヨーロッパ中を旅行することもでき、おすすめです。フランス(特にパリ)への留学のメリット・デメリットはこちらのページを御覧ください!
学生ビザ動機書(語学学校に行く場合)
学生ビザを得るまでにキャンパスフランスというサイトを通して申請をするのですが、フランスに行きたい動機を書いたり、その後面接があったり、それが申請のネックになっている人もいるかもしれません。それでは勿体無いので、私が色々と調べた結果、このような内容で大丈夫といったものをシェアしておきます。どなたかの役に立つと嬉しいです。
その年によって少し項目が異なる可能性がありますが、基本的にキャンパスフランスの動機書で書くべき内容はあまり変わらないと思います。
フランスの大学への交換留学や大学留学などは明確な理由があると思いますが、語学学校の場合はある意味旅行目的もあると思います。どのような動機書を書くべきなのか、見ていきましょう。
今は動機書という大きなくくりで1つの文章で良いのかもしれませんが、面接のことも考えて、4つに分けて書いておきます。
- フランス留学の動機
- 留学中の計画
- 将来の展望
- どうしてこの学校を選んだのか
この内容をうまく盛り込んで1つの文章を作ってみてください!このブログの仕様上、すみませんがコピペが出来なくなっているのですが、印刷してそのまま書いてみるなどしてみてください〜!
学生ビザ動機書 書き方例1:フランス留学の動機
I used to work at ◯◯〜と既に仕事をしていたことがある人は、仕事のことを絡めて書く人が多いようです。(そうしないと、どうして仕事を辞めてまで行きたいのかという作文が出来ないので)
→ここはそれぞれ経験が異なるので、例を載せませんが、フランスの取引先があり、言語がうまく通じなくてこんなことがあった。フランス語ができたらこうだったのに、などフランス関係に絡めると書きやすいです。
▶誰でも使えそうな内容のものをまとめたものを載せておきます。フランス語の勉強がしたい!という内容です。
I’ve been interested in French ever since I was a university student. However, there was not enough time to study it. After starting my first job, I began to learn French at a language school in Japan. But since the lessons were only once a week, it was very difficult to retain the language. Therefore, I decided to go to France and study there.
I think the fastest way to learn the French language is to be completely submerged in the environment and culture of France. I’d like to concentrate on studying French. Moreover, if I live in France, I’m sure that I would discover the many charms of France. I’d like to tell my customers about France after I return to Japan.
大学時代からフランス語に興味を持っていたが、大学時代は勉強をする時間がなかった。仕事を始めてから語学学校にも通ってみたものの週に1回ではなかなか上達しなかった。そのため今このタイミングでしっかりとフランス語を身につけたいと思い渡航を決意するにいたった。
言語を学ぶ一番の方法は現地に行ってフランス語の環境と文化の中に浸ることだと思った。集中してフランス語の習得をしたい。またフランスへ住むことで、わかる新たなフランスの魅力もあると思うので、それを日本へ帰ってからお客様にも伝えたい。
といった内容でOKでした。
学生ビザ動機書 書き方例2:滞在計画書/フランス留学中の計画
- 日付/月/年 flight to France
- 日付/月/年~日付/月/年 enroll to 【学校名】
study forcus about the French grammar(文法の基礎固めをする。) - 日付/月/年~日付/月/年 enroll to【学校(もし他の学校にも行く場合)】
take intensive course of 20 hours per week(週20時間のインテンシブコースを受講)
Using the grammar which I will learn at 【学校名】, I’d like to improve my speaking skills. In order to get the DELF B1(初心者の場合はB1かB2の記載が良いと思います), I would like to practice writing a letter and making a phone call. I’ll join the DELF exam course at the school and I’ll study hard to pass it.
I’m looking forward to being able to talk to my classmates in French and traveling around France at the weekends.
(習った文法を生かして、主にスピーキングの強化に努めたい。またDELF B1取得を目指して、電話やレターの書き方などのフランス語も行いたい。学校で開催する試験対策コースなどにも参加するなどして試験対策に励みたい。またクラスメートとフランス語で会話をすることができるようになったり、週末を利用して地方へ旅行へ行くなど、楽しみにしています。)
語学学習をして試験を目指していることを記載します。また短期の旅行ではできないような旅行をしたいという内容も良いようです。 - 月/年 take a DELF B1 exam
(試験を受験するということを書いておくと語学留学の場合の学生ビザには真面目な感じがして良さそうです) - 日付/月/年 going back to Japan (日本への帰国日もしっかり記載しておきます)
学生ビザ動機書 書き方例3:帰国後の展望
After coming back to Japan, I’ll continue to study French and I’d like to pass the DELF B2. The Tokyo Olympics will be held in 2020 in Japan and I’d like to be an independent guide for foreign tourists to tell them about Japanese culture and history. I want them to enjoy their time in Japan and have an unforgettable experience.
帰国後もフランス語の勉強を続けて、DELF B2取得も目指したいです。また、東京で2020年にオリンピックが開かれることもありますし、将来は日本に来てくださるフランス人の観光客に日本の文化や歴史を案内するガイドになりたいと思っています。日本で素敵な忘れられない経験をし、もっと日本を好きになってもらえるように努めたいです。
→フランス語を勉強した後は日本に帰って、学んだことを活かす!といった内容で書くのが良さそうです。
学生ビザ動機書 書き方例4:その学校を選んだ理由
【学校名】has been holding lessons for foreign students for a long time. I have heard that it’s a very good school to study French, especially French grammar and that’s why I chose it. I think it’s important to focus on grammar to pass the DELF exam. Moreover, it’s possible to take lessons about French culture , so it’s a good opportunity to learn French culture and history.
◯◯は歴史的に外国人生徒向けのフランス語教育を行っており、特に文法の基礎固めをするのにはとてもよい学校だと聞いたので、選びました。DELFを受験するにあたり文法の基礎をしっかり学ぶことは大切だと思うので、まずは◯◯で文法基礎を固めたいと思います。また文化に関するコースも設けているそうで、フランスの文化や歴史についても知れる良い機会だと思いました。
I’d like to improve my speaking and listening skills. The class of this school is much more focused on speaking than ◯◯, so I chose △△. I heard there are many European students at the school, so there’s a good environment to practice French among friends.
文法だけでなくてオーラルも強化したいと思い、◯◯ではあまり習得ができないオーラルを習得するためにこの学校を選んだ。特にヨーロッパの生徒が多いと聞いたので、授業外でも積極的にフランス語を話してオーラル力アップ強化が図れると思った。
→学校についてもなぜここが良さそうなのか理由をつけて書いておくと良さそうです。
無事に多くの方が学生ビザを取得してフランスに渡航できますように!動機書や面接で落選してはとても勿体無いので、志望動機と話す内容を一緒にするように練習をしてみてください。
まとめ
こちらはあくまで参考として書いてみて、留学エージェントの方に相談してみて下さい。
内容としてはこの様な感じでも受かっている人がいる、ということで気負わないで作成していただきたいので載せました。