Nuit blanche
ミッドナイト・イン・パリ
芸術を楽しみながら夜のパリの美しさを再発見することのできるイベント。1年に1回開催されるNuit blanche、今年は10月1日(土)に開催されました。数多くの美術館、博物館、公共の施設が夜から朝までオープン!演奏会、パフォーマンス、映像の投影、モダンアートの展示などが行われ、普段なかなかアートを楽しむ時間のない方も、パリの街を舞台に芸術に触れることができる1日なのです。メトロの終電も終わった真夜中でも街は賑わい、レストランやお店もこの日ばかりはと夜中オープンしているところもあります!
幻想的。街と一体化したアート
いつも通っていた道がちょっとした仕掛けが施されたことにより、それ自体がアートに変身してしまいます。ライトアップした橋、コンクリートに囲まれた無機質な通り道、街の中の建物。街の至るところでアートに触れる機会を作っているため、街歩きをしながら新たなパリの一面も発見することができます。一体となって一夜限りのイベントを施すなんて素敵ですね。
Ville de Paris
Ville de Paris
Ville de Paris コンシェルジュリー
橋の上がナイトクラブに!?
アンヴァリッド前のアレクサンドル3世橋がライトアップ!パリの真ん中、美しいエッフェル塔を背景に、セーヌ河にかかる橋はレーザーライト、カラフルなネオンで輝き、エレクトロが流れるナイトクラブに変身しました!ナイトクラブですがアルコールの提供はナシ。1000人以上もの若者が集まり、朝の2時まで気持ちの良い開放的なオープンエアの環境のもと、音楽とダンスを楽しんだようです。
Le Parisien
セーヌ川の上をゆくパレード
Place à la féerique parade fluviale en l'honneur de @Paris2024 ? #NuitBlanche pic.twitter.com/Q8q3Gqy99q
— Paris (@Paris) 2016年10月1日
現代アートと触れる
Ville de Paris
様々な現代芸術家の作品を見ることができるのも良いチャンスです。こちらはシテ島、ノートルダム大聖堂の近くに位置しているl'Hôtel Dieuという病院の中庭の一角に設置された丸いオブジェ。円盤は前に回転しており、真っ暗な裏の木々に円盤に当たった光が反射して美しい形を浮かび上がらせます。また、円盤の背面はダンサーが踊っている映像を投影しており、光とのコラボレーションが見事にマッチしています。
Ville de Paris
ブローニュ、ビヤンクールの南、イッシー・レムリノーのセーヌ川に浮かぶサン・ジェルマン島にて光と音楽のモダン・アート
去年のNuit Blanche 2015の様子はこちらの記事をもご覧ください