13日(金)夜、パリにてあまりにも残酷な同時テロが起こりました。
シャンゼリゼ大通りのクリスマスマーケットも13日から始まり、明るく華やかな雰囲気の金曜日のパリの街中を・・・突然の悪夢が襲いました。
パリ中心部に位置するBataclanコンサートホール、その周辺の飲食店、サッカースタジアムも含め、計6カ所での銃撃と爆発がありました。特にホールでは観客に向けての残酷な銃の連射と楯籠もりがあり、沢山の犠牲者が出てしまいました。
現在の状況
今回のテロにより、120名以上が亡くなり、そして負傷者は250名以上、うち100名近くが重傷という悲惨な状況です。緊迫した状況が続いています。一夜明けた14日は様々な公共の施設、お店、レストランなどは閉められており、街の中も、大通りも静まりかえっています。
今回のテロ行為について、ニュースでは事件の全容についての放送、大統領の演説、事件直後に逃げる人々、被害にあったカフェ、コンサートホールに行ってから安否確認の出来ない家族を探す人々、亡くなった事を知って悲しみに暮れる人の映像など、信じられないテロ行為に、ただただ心が痛く、ショックを感じるばかりです。
今回のテロ、ISが関与していました。フランス以外の他の国で同様の事件が起きる可能性も論じられています。安保法で米国側に立って集団的自衛権を行使する準備を整えたということは、日本や日本人がリスクにさらされる可能性も充分にありえます。日本の皆様も、どうか外出先ではお気をつけ下さい。
今回の事件についての情報がまとめられているサイトです。
フランス語 Le Monde
日本語 朝日新聞 BBC Japanese