オペラ座の内部観光に久しぶりに入りました!すると、前に見たことのなかったタイヤのオブジェがあったり、濃い色の照明効果があって驚いたので、デザイナーさんについて調べてみました。
オペラ座の観光についてはこちらのページも御覧ください。
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パリのオペラ座の内部観光の見所とチケットの予約方法
パリのオペラ・ガルニエは外観も内部も大変美しい豪華絢爛な装飾になっています!オペラを鑑賞しなくても、オペラ座の内部を見学することができます。 ...
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パリのオペラ座の内部見学、円形ロビー入口の照明
まずはチケット売り場の先、入ってすぐの空間の照明が真っ青になっています。
その先は真っピンク・・・・
荘厳なオペラ座を想像して入ると、すこし驚かされる、モダンでビビッドなカラー照明になっています。
オペラ座の大階段
一番記念撮影が行われる美しいオペラ座の大階段、ここにドドーンと現在2つのタイヤのオブジェが飾られています。
クラシックなオペラ座に、モダンなタイヤが!?と思わせる圧倒的存在感。
タイヤ会社のミシュランが何か協賛しているのかな?と思ったのですが、調べてみると記念事業として作られたものだったのです!
オペラ座大階段のタイヤ照明は何?
この階段に飾られているタイヤ、そしてカラー照明は、下記2つの二重記念年である2019年を祝しての記念事業です!
- オペラ座創立350周年記念
- オペラ・バスティーユ完成30周年記念
クロード・レヴェック(Claude Lévêque)というフランス人芸術家により作られました。
大きなタイヤが今にも転がってきそうな雰囲気を醸し出しています!
クラシカルなオペラ座だからこそ、このモダンなタイヤが生きてくる・・・のであろう。。
こちらの照明の作品名は「Saturnales(サトゥルナル)」。
壮大な宇宙を想像させるデザインなのだそうです。
ヴェルレーヌの「土星の詩」を想起させるような、輝かしい土星をイメージした照明装置をデザインしたとオペラ座のホームページに記載がありました。
ちなみにここは本当は真っ赤にしたかったようなのですが、赤は火災の色とも似ているため、NGが出て、フクシア色に落ち着いたとのことです。
オペラ座のタイヤのデザイナーは誰?どんな人?
クロード・レヴェック(Claude Lévêque)という芸術家が創っています。
彼は1953年生まれのフランスの現代アート作家です。
鑑賞者が空間を体験することができるような作品、インスタレーションを多く手がけています。
こちら、2014年のルーヴル美術館のピラミッドのライトも彼が手がけています。
彼の作品の中には、音・光・霧などを使用して、五感を使いながら鑑賞できるようなものもあるそうです!
オペラ座の記念事業のオブジェは、2019年いっぱいのものだと思われます!
彼の作品が気になる方はぜひ訪れてみて下さい!
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