パリのオペラ・ガルニエは外観も内部も大変美しい豪華絢爛な装飾になっています!オペラを鑑賞しなくても、オペラ座の内部を見学することができます。ルーヴル美術館からもそこまで遠くないですし、ぜひ観光したいポイントです!
目次
パリの美しいオペラ座
オペラ座の華麗な装飾
1861年ナポレオン3世の時代、シャルル・ガルニエが新しいオペラ座の建設設計コンペで当選します。途中戦争とパリ包囲で建設が中断されたこともありましたが、オペラ座は1875年に完成します。豪華で華麗な装飾、その大胆なスタイルが人々を魅了します。
劇場内の見学
劇場内は公演が無い時間帯に内部の見学をすることができます。オペラ座正面から向かって左手方向にくるっと後ろへ進んでください。すると観光客向けに開かれた入り口が次の交差点の所にあります。
オペラ座内の見どころ
円形ロビーの入り口
かつて観客を迎え入れた円形ロビーは今では見学者用の入り口になっています。階段を上がると、大階段と高さ約30mの豪華な吹き抜けになっている間につながります。
オペラ座の大階段
この空間の美しさに訪れた人々誰もが圧倒されます。実際は暗めで落ち着いた雰囲気になっていますが、オペラ座を紹介する写真(下)では輝くばかりの光溢れる形で撮影されていることもあります。
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豪華な装飾が見応えあるグラン・フォアイエ
鏡と窓により空間の広がりを更に感じさせる演出が施されています。天井画はポール・ボードリー(1826~1886)により音楽史の寓話が描かれています。竪琴をメインモチーフにしており、ドアや暖炉などで見る事が出来ます。
フォアイエから出ると、オペラ大通りを望むことができるバルコニーがあります。
オペラ座図書館・博物館
300年にもわたる上演演目の楽譜などが収められ、博物館のギャラリーには写真やデッサン、絵画や舞台の立体模型などが常時展示されています。
オペラ座の客席
華やかでゴージャス、エレガントなオペラ座の客席と舞台、そしてシャンデリアです。
長さ173m、幅125m、敷地面積は11,237㎡
舞台奥行き27m、幅48.5m、高さ60m
舞台面積1,200㎡、観客席数2013席
観客席のシャンデリア
観客席の天井には重さ8トンにもなる340もの電球がついたクリスタルとブロンズのシャンデリアがあります。マルク・シャガールによる天井画は1964年に除幕されました。
とても豪華な雰囲気溢れるオペラ座内。世界中の名ダンサー、アーティスト達による公演が毎日開かれています。
オペラ座内部見学のチケット予約方法 (2019年版)
事前にインターネット上からチケットを予約しておくこともできます。
まずはオペラ座の公式サイトへ。https://www.operadeparis.fr/
Venir&Visiterと書いてあるところをクリックし、PALAIS GARNIER L'OPERAの部分をチェック!
すると2つの劇場が出てきますので、左のオペラ・ガルニエの方をクリック。
その後、Identificationというページに移り、アカウントに入るように催促されます。
内部観光のチケット予約についても、アカウントを作成する必要があるのです。
アカウントを持っていない場合は、ページ一番下にあるS'INSCRIREをクリック。
その後、メールアドレス、パスワード、名前、誕生日、住所を入れる欄があり、完了したらログインします!
ログイン後、再度オペラ・ガルニエの観光についてのページに入ります。
すると、下記写真のように上部のタブで、個人もしくはグループ観光を選ぶことができるページに移ります。
個人、ガイドなしの観光を希望する場合は下記のピンクのRéserverをクリックします。
オペラ座には有料ですが5ユーロのオーディオガイド(日本語あり)があるので、ガイド付きのコースを選ばなくても説明を聞いたり、自由に写真を撮ったりしてとても楽しめます。
次に観光をしたい日付を選びます。
日付を選択すると、下にこのように何人で観光がしたいのか確認ページが出てきます。
10H00とまるで10時の観光だけのように表示されますが、これは同日10時以降の観光にいつでも有効なチケットになります。
料金を確認して、問題がなければRéserverという予約ボタンに進みます。
その後にカード番号を入れて、無事完了すると、このようなチケットをダウンロードすることができるようになります。
事前予約しておくことにより、当日チケット購入の列に並ぶ必要がないのは時間短縮になります。