パリジェンヌも休日によく出かける、お洒落なエリア、マレ地区についてご紹介致します。可愛らしい雑貨屋さん、お洒落なカフェ、レストランが多くあり、歴史のある大邸宅も立ち並びます。
目次
マレ地区とは?
中世の面影を残す美しいエリア。
マレ地区はパリ20区のうち中心からすぐ東側の3〜4区にまたがっているエリアです。古い貴族の邸宅や庭園がいくつも残っており、街中を散策しているだけでもとても楽しいです。昔の面影を残す美しい建物、小道の散策ができます。
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人気ショップやカフェがあちこちにあります。
マレ地区はショッピングや、友人と過ごす休日にぴったりのスポットです。ところどころに人気ブティックやセレクトショップ、アクセサリーショップ、古着屋、最新のパティシェリー、紅茶屋さん、レストランがあり、いつ行っても新しい発見のある場所です。プレゼントを購入するのにも最適です。土日もマレ地区は洋服屋&小物屋さんなどのお店がオープンしているので沢山の人が集まります。素敵なテラス付きのカフェも沢山ありますので、どこに入ろうか迷ってしまいます!
散策のスタートはサンポール駅が便利です。
メトロ1番線のサンポール駅の目の前はカフェの並ぶ広場になっており、子供用のメリーゴーランドもあり賑やかです。広場に面してサンポール教会が建っており、待ち合わせにも便利です。
メトロ1番線、パリ市庁舎の前のHôtel de Ville駅の1駅東になります。
ヴォージュ広場でゆっくり
少し駅から東へ進んでお散歩するとヴォージュ広場(Place des Vosges)というほぼ正方形の回廊に囲まれている美しい広場にでます。ルイ16世の治世下、1612年に完成したというのですから、歴史を感じます。作家のヴィクターウゴーもこの建物内に住んでいた時期があります。とても美しく、赤レンガと青空、緑の芝生のコントラストを楽しむことができます。回廊内にはギャラリーやお店が構えており、見学しながらまわるのも素敵です。
ヴォージュ広場への入り口もとても素敵です。
マレ地区はユダヤ人地区としても知られています。
マレ地区はユダヤ人地区としても知られています。シナゴーグやユダヤ教の子供たちの学校もあるので、キッパを身につけていらっしゃる方も頻繁に見かけます。また、ユダヤ教の本屋さん、レストラン、雑貨屋さんもあります。パン屋さんではイスラエルのお菓子なども扱っているので、イスラエル文化をパリにいながら垣間見ることができます!
ファストフードといえば、ファラフェル!
マレ地区で見かける行列といえば、ファラフェル!イスラエルの料理で、ピザのような記事に野菜と野菜コロッケを挟んだサンドイッチです!お腹がいっぱいになって美味しいです。マレ地区のロジエ通り(Rue des Rosiers)と呼ばれる通りにはファラフェルを販売しているお店が至近距離に6軒程あり、どこも行列ができます!
いつも行列ができている人気のL'as du Fallafelにて購入してみました。パンの間にキャベツ、紫キャベツ、トマト、グリルしたナス、ネギ、チリソースに特製ソースがトッピングされています!また野菜で作られたミートボール形のコロッケもとても美味しいです!これで6.5ユーロ。お腹がいっぱいになります。近くのミズノンというお店も美味しいそうです。
広々とした少し隠れているロジエ=ジョゼフ・ミニュレ庭園
ボリューム満点なファラフェル。どこで食べよう・・と悩むところですが、購入後はすぐ近くにある静かな公園ロジエ=ジョゼフ・ミニュレ庭園でゆっくりするのがオススメです!ファラフェルショップの並ぶ通りを東に進んですぐのところに位置しています。入り口が一見あまり公園っぽくないのですが、中は3つの区画に分かれていて、かつ沢山のベンチがありますのでゆっくりすることができます。もちろん芝生の上でピクニックも気持ちが良いです。平日は8時(週末・祝日は9時)から最短冬で17時15分まで、夏は19時まで開いています。
入り口はアパートの入口の間にある鉄柵です。この門を通ると目の前に写真上のような景色が広がっており、公園は更に左側に続きます。
ユダヤ教にとっての新年、ロシュ・ハシャナ
ユダヤ教の新年を祝うロシュ・ハシャナは太陰太陽暦を利用しているためその年ごとに異なりますが、2018年は9月10日~11日でした(ユダヤ教は1日が日没から始まり次の日没までのため2日になります)。その10日後の9月19日が大贖罪の日(ヨム・キプル)で、昨年度の1年間に自分が犯した過ちを反省し、赦しを請う日だそうです。9月24日〜10月2日までの1週間は、収穫を祝う仮庵の祭り(スコット)と呼ばれている週になり、大型の連休が続きます!
マレ地区にはLSBGを応援するバーも多いです。
マレ地区を歩いているとレインボーの模様をよく見かけます。これは同性愛者を示すマークで、レストランやバー、クラブなど専用のお店も多く並びます。写真は6月21日の音楽祭の日の様子です。見渡す限りほぼ男性という光景も珍しいものです。▶音楽祭についてはこちらの記事もどうぞ♪
歩き回るよりもデパート派の方はBHVへ。
160年の歴史を誇るデパート
パリ市庁舎のあるHôtel de Ville駅のすぐ向かい側(セーヌ川と反対の北側)に大きなBHVというデパートが2棟並んでいます。総面積約45,000㎡!1856年にパリの現在の位置にオープンしたBHVの旗艦店です!人気のブティック、婦人服に紳士服、化粧品、文房具、旅行などレジャー用品、家庭用品、家具、デザイン関連の絵の具や手芸用品、趣味の備品、DIY用の本格的な工具(日本の東急ハンズのような階もあります)お土産、様々なものが揃っている便利なデパートで内部を散策しているだけでも楽しいです。
groupe galeries lafayetteページより
モデルも通う人気古着ショップもあります。
掘り出し物があるかもしれないということで人気のお店FREE'P'STAR!パリジェンヌ、パリコレで活躍するモデル達もプライベートでお洒落な服を探しに立ち寄るそうです。着こなしが難しそうな上級者向けのものから、コーディネートしやすそうなものまで、服が山積みになっています。値段も1ユーロから販売していたりしますので、お気に入りが見つかると良いですね♪ このお店の通りすぐ西側にも2軒ほど古着屋さんがあります。
マレ地区
今回のブログで記載した箇所を下記マップに入れてみました。
下記マップはマレ地区と呼ばれているエリアを示しています。