1800年創業のパリ一古いと言われているチョコレート、皆様はご存知でしょうか?美しい装飾に、歴史のあるチョコレートはお土産やプレゼントに最適だと思います!マリーアントワネットの小ネタを添えてのプレゼントにいかがでしょうか?
目次
Debeauve&Gallais ドゥボーヴ・エ・ガレとは?
Debeauve&Gallaisはパリで一番歴史を持つチョコレート店と言われています。パッケージにも1800年からと記載があるとおり、その歴史はフランス国王ルイ16世の時代までさかのぼります。
ルイ16世の王室薬剤師であった貴族出身のSulpice Debauveスルピスドゥボーヴ(1757-1836)という人が、フランス革命が終わった後の1800年、パリ左岸Faubourg Saint-Germainフォーブルサンジェルマンにチョコレート店を開いたところからお店の歴史は始まっています。
出典:https://debauve-et-gallais.jp/
健康に良いものを原料にチョコレートを作ることをモットーにしており、約2000個所以上もの場所からカカオ豆を供給しており、最良の時期のものを選別、焙煎して、チョコレートのために調合しています。
主原料のカカオマス、ココアバターに加え、甘みはサトウキビ(甘蔗糖)や蜂蜜などの自然の原料を使用し作られているチョコレートには防腐剤などは一切含んでいません。
王室御用達のチョコレートに
ルイ16世の薬剤師だったドゥボーヴ、マリーアントワネットとの逸話についてこのような話があります。
1779年6月のある日、王室薬剤師であったスルピス ドゥボーヴは新しい調合薬を持って王妃マリー アントワネットを訪ねていったところ、王妃は薬が苦くて飲めないとこぼし、ウィーンで飲んでいたホットチョコレートが美味しかったことを話しました。そこでドゥボーヴはチョコレートに薬を包み込む事を考案します。こうして生まれたチョコレートは、王妃により古金貨を意味する「ピストル」と名付けられました。
出典:https://debauve-et-gallais.jp/
1816年、復古王政を果たしたルイ18世からブルボン王室のチョコレート職人として認可されます!
シャルル10世、ルイ フィリップ王の時代では王室御用達のチョコレートとなりました。
あのナポレオンも彼のチョコレートをお気に入りとしていたようです!
店舗も歴史的遺産!
1819年、現在のRue des Saints-Pères(サンペール通り)に本店を移動しています。この店舗は、ナポレオンお抱えの建築家が手掛けた半円形の美しい内装になっており、フランスの歴史的遺産補充目録に登録されているとのこと!チョコレートだけではなく、店舗も一見の価値ありです。
出典:https://debauve-et-gallais.jp/
Deauve&GallaisのGallasとは誰?
Deauveはルイ16世の王室薬剤師でしたよね。それではGallaisは誰なのかというと、彼は甥のJean-Baptiste Auguste Gallais ジャン-バチスト オーギュスト ガレという薬剤師だそうです。1823年に甥と共に新しいチョコレート製造にかかりました。Debauve et Gallaisとは2人の名前から取って作られているのです。
Debeauve&Gallais ドゥボーヴ・エ・ガレのアクセス
店舗はサンジェルマン・デ・プレのお洒落な地区にあります。アラン・デュカスのチョコレート屋さんもすぐそば!
オンラインショップもありますので、そこから購入する手もあります!
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