1966年から続くカリビアン色溢れるノッティングヒルカーニバル
ノッティングヒル・カーニバルとは?
西ロンドンにて毎年8月最後の週末と、夏のバンクホリデー(祝日)を併せた3日間に行われるカリビアンカラー溢れる音楽・ダンス・食べ物を楽しむことのできるイベントです。今年は8月27日から29日までの3日間で開催されました。画像出典:http://www.visitlondon.com/
開催地はノッティングヒル?
ノッティングヒルといば、エレガントな高級住宅街というイメージがあります。アンティーク市も開かれますし、ノッティングヒルの恋人の舞台としても馴染みがあることとと思います。先日の悲しい出来事、グレフェンタワーの大火事もこの近隣地区の住宅ビルでした。カーニバルは、ノッティングヒルとその他エリアの複数の通りの交通を停めて開催される為、とても大がかりです!英名の下記エリアに展開しています。Notting Hill、Ladbroke Grove、Westbourne Grove、Westbourne Park、Kensal Road。
どのようなイベント?
ノッティングヒルカーニバルは、ノッティングヒルだからといっておしとやかなイベントではありません。鮮やかでカラフルな衣装に身を包んだダンサーによるパレードが練り歩き、陽気な音楽が通りいっぱいに響き渡ります。パレードを見る人や音楽と共に踊っている人、屋台で購入したカリビアンテイストの食べ物を頂く人など様々です。老若男女楽しむことが出来ますが、特に若者層の多く集まる元気一杯のカーニバルです。1966年スタート時は500人ほどだったイベントが今ではパフォーマー約5万人、3日間の観客数100万人を超えるヨーロッパ一で一番大きなストリートイベントに成長したそうです。今回はグレフェンタワーを応援しようといったメッセージも見受けられました。
静かで落ち着いたノッティングヒルはどこへいったのかしら?と思うほどの人混みと陽気な音楽、様々な人種が通りを行き交っていきます。家やお店をガードしている木版には落書きも施されていきます笑。人種のるつぼ、ザ・ロンドンを感じることのできるパワフルな名物イベントですので、少しだけ立ち寄ってみるのも良いかもしれません。