フランス語メモ 動物
可愛らしいモルモット
英語ではguinea pig、日本語では天竺ネズミ属の一種と言われているモルモット。小型で丸い耳を持持ち、ハムスターより大きめの可愛らしいネズミ。ペットとしても人気があります。モルモットはフランス語でなんというでしょう?
モルモットはフランス語で「インドの豚」
フランス語ではモルモットのことをコッションダンド(Un cochon d'Inde)と呼びます。Cochonが豚を表す単語なので、インドの豚といった組み合わせの単語になります!初めてこちらの単語を聞いた時に、インドの豚?どのような豚なのかしらと大きな豚を想像していましたが、可愛らしい真ん丸の小さなモルモットのことだと知って面白いなと思いました。
モルモットの歴史
元々野生種は南米のコロンビア、ペルー、チリの山岳地帯原産の動物でした。その後アンデスの古代インディオがペルーテンジクネズミを食用に家畜化させていったものが世界に広まり、今に至ります。確かにペルーではクイというネズミ料理のメニューを見かけます。モルモットと言われると少し食べる際に躊躇してしまいますが、実際味はどちらかというとあっさりしていて鶏肉と言われたら気づかないでそのまま信じてしまいそうな味です。
モルモットの名称の由来
日本でモルモットと呼ばれているのは日本にテンジクネズミが持ち込まれた際に、オランダ商人がマーモットと紹介したという説や、大きなネズミであるマーモットと間違えたという説などがあります。天竺ネズミはオランダ船がインド経由で到着したからなのでしょうか?インド原産の動物ではないようなので、面白いですね。
英語名のギニアピッグは「アフリカのギニアの豚」となっていますが、実際にはテンジクネズミはギニアには分布しないそうで、南アメリカのギアナを間違えてギニアにしてしまった説や、初めてイギリスに紹介された際にアフリカの船に乗ってきたからなど説があるそうです。なぜ豚と呼ばれているのかについても見かけ、鳴き声、味など様々な説があるそうです。
ちなみにハムスターはフランス語でもHamsterで同じです。