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17世紀のバロック様式のChâteau de Vaux le Vicomte(ヴォー・ル・ヴィコント城)
ルイ14世の大蔵卿ニコラ・フーケNicolas Fouquetによって建設され、ルイ14世があまりの美しさに嫉妬した、初期バロックの傑作と言われているお城です。
- 建築家:ル・ヴォー
- 画家:ル・ブラン
- 造園家:ル・ノートル
当時一番有名であった芸術家を招いて建設されたため、大変美しいお城ができあがり大成功を収めますが、そのかわりフーケはルイ14世の不興を買ってしまい没落させられてしまいます。その後、ルイ14世によってヴェルサイユ宮殿が建てられました。
公式ホームページより
5月から10月の毎週土曜日に夜間の見学をもうけています。
宮殿のまわりと庭園内にキャンドルが置かれ、幻想的な雰囲気に包まれます。19時〜庭園は深夜2時までオープン!
まずは映像にて御覧ください。
暗闇の中、浮かび上がる美しいお城。
ライトではなく、キャンドルを利用しているため、火がゆらゆらと揺れています。奥の庭園に置いてあるキャンドルもお城の入り口から眺めることができ、入ってすぐに幻想的な空間に一瞬にして迷い込んだかのような気持ちになります。
夜間のため、外からの光がなく、厳かな雰囲気がします。ベルサイユ宮殿と違い、少しパリから立地が遠いこともあり、あまり混んでいません。
ホールの上層に設置してある彫刻はとても細かく美しいものばかり。お城に入る前に写真の展示コーナーがあります。
夜のお城訪問。通常とは違った雰囲気を楽しみながらお城の中を散策する事が出来ます。
お城の窓から眺める庭園。キャンドルがゆらゆらと輝き、それはそれは美しい光景です。
お城の前にはシャンパンを片手に談笑している人々。23時に打ち上げられる花火を待っています。
初期バロックの傑作です。この厳かな雰囲気。たまりません。とてもロマンチックです。
公式ホームページより