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日本・EU経済連携協定とは?
英語名、Agreement between the European Union and Japan for an Economic Partnershipといい、
2018年7月17日に署名、2019年2月1日から発効される日本と欧州連合間の
貿易や投資など経済活動の自由化による連携強化を目的とする経済連携協定
(英語名:EPA=Economic Partnership Agreement)です。
- 関税撤廃や非関税障壁の引き下げなど、通商する上での障壁をなくす。
- お互いの国の間の経済取引の円滑化。
- 経済制度の調和。
- サービス・投資・電子商取引の経済領域での連携強化と協力の促進を定めています。
EPAが発効されると何が起きるのか
明日2月1日午前0時から、EUから輸入する2万品目にかかる関税が徐々に撤廃されるようになっていきます。
最高でも30%近い関税を16年掛けて0(撤廃)にしていくようです!
まず明日からはワイン、チーズ、生ハム、オリーブなどの商品の関税が低くなり始めます!
関税としてかかっていた分が減り、値段が下がるのです!
そのため、日本の小売業界や外食産業ではコレを機にセールを開催するところも!
レストランでもフランス料理、イタリア料理など私達の身近なレストランやカフェで、
パスタ、トマトソース、バター、パンなどなど様々な材料の値段が下がるので
その分お客様に還元しようとするお店も出てくることでしょう!
どのような商品にどのくらい関税がかかっているのか
EUから日本に入ってきている商品約2万品全てに現在関税がかかっています。
ワイン 15%
750mlに対して最大94円 ※高いワインだから関税が高いというわけではないそうです。
チーズ 40%
2033年4月に完全撤廃予定!
衣服 13.4%
2月1日に完全撤廃済み!!!
革製品 30%
2028年4月に完全撤廃予定!!
その他
マカロニ 1kgあたり30円
トマト加工品 最大29.8%
チョコレート 10%
日本からEUに輸出されるものの関税も!
日本からまずは日本製の自動車に掛かる10%、日本酒、
魚や国産牛など農林水産品も値段がドンドン下がっていく予定!
生活用品、食物など、日本からも沢山の商品が輸出されていますので、
今EUでも流行っている日本食材の値段が下がったら嬉しいですね!
EPAによる経済効果
なんとGDP6兆円押し上げ!そして雇用も30万人増加と言われているそうです。
この協定は全体的には総人口6.4億人に関係してくる内容で、
世界で見ると世界のGDPの4分の1に当たるそうです!
良いことだらけではなく、懸念されていることも・・・。
海外からの安い農産品、チーズ、肉などが国内で流通すると
日本国内の酪農家などに打撃があるかもしれません・・・!
もちろんブランドバッグも最大30%ほどの関税が撤廃になる日も
そう遠くはない・・・!?どのようになるのか楽しみですね!
エルメスの価格にも大きく関わってきます・・・!
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