ノートルダム大聖堂のあるシテ島の先端に、とても可愛らしいひっそりとした公園があるのでご紹介致します。
ポンヌフから降りて行ける可愛らしい公園(Square du Vert-Galant)
セーヌ川に掛かるポンヌフは右岸、シテ島、そして左岸を結んでいる橋です。そのシテ島の先端部分に可愛らしい公園が広がっています。セーヌ川沿いの土手に人々が沢山腰掛けているのが見えます。木で囲まれた中には芝生の広場もあり、セーヌ川に挟まれた癒やしの空間の中でピクニックを楽しめます。
公園への行き方(知らないと分かりづらいかも)
ポンヌフを渡っていると、セーヌ川に浮かぶ小島が見えてくると思います。シテ島まで行くとアンリ4世騎馬像があります。そのすぐ後ろ側に公園に降りていく階段が備えてあります。
アンリ4世像の右と左後ろに階段の入り口があります。
階段は少し暗いですが、こちらを降りていくとすぐに公園に出ます。
写真:Chris Won
※以前は南京錠が柵につけられていましたが、現在はすでに撤去されています。
公園の様子
公園は夕方になると沢山の人がピクニックをしにきて賑わいます。
公園の外側のセーヌ河沿いで船が行き交うのを眺めながらゆっくりするのも素敵です。現在セーヌ沿いは車の通行が禁止になったため、騒音も聞こえず、とても静かでリラックスできる時が流れています。
時折観覧船に乗っている観光客の方が手を振っているのに振り返したり、笑顔になれる場所です。
この公園の先端には1本の木がちょうど雰囲気の良い感じに長く枝を伸ばしていて、中が隠されたようなロマンチックな場所があります。セーヌ川を真正面から眺めることのできる最先端部分はとても気持ちが良い場所で、いつもカップルでいっぱいです。
セーヌ川遊覧船も発着しています。
この公園のすぐ横から、セーヌ川観覧船「Vedettes du Pont neuf」も出ています(下記写真の左端)。1時間コースで日時と乗船時間を指定するオンラインチケットは10ユーロで販売しています。(普段は14ユーロのようですが、期間限定かもしれません。)大体30分程度おきに出発しています。バトームーシュやバトーパリジェンに比べあると比較的空いています。