ロンドン便り:シェイクスピア・グローブ座

投稿日:2014-10-14 更新日:

シェイクスピア・グローブ座劇場

ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)の名前を冠した劇場。

イギリスの劇作家、詩人シェイクスピア1564年、ストラトフォード・アポン・エイボンの生まれ。俳優として活動しながら次第に脚本を手がけるようになり、数々の名作を生み出しました。彼が活躍した16世紀の劇場である、グローブ座を約400年の時を経て、元々あった場所に、当時の建築様式にて再現したものがシェイクスピア・グローブ座です。

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1995年に完成した、木造の茅葺き屋根3階建て円形の劇場

16世紀の劇場を忠実に再現しているため、1階席の前の立ち見席には屋根がついていません。また、観覧席も木の椅子です。

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まさに16世紀の人々の気持ちのまま舞台鑑賞を楽しむことができる劇場です。

 

席の眺め比較

1階席からの眺め柱が近くだと少し気になりますが、この前方の空いている部分に立ち見のお客さんが入ります。

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舞台正面2階席からの眺め

舞台の調整や掃除なども行われていました。

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2階席、横側からの眺め

舞台に近い席や、舞台真上にある2階席は、当時の貴族方がこぞって座った席で豪華な作りです。自分たちも着飾って、舞台を鑑賞しにきている人々に見られることがステータスだったようです。

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舞台の天井部分です。美しい絵とともに、しかけなども見えます。

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劇場内見学

劇場内は公演の無い時間帯にはガイドツアーが行われています。また、舞台の大道具、小道具、衣装、制作スケッチなどの展示物を見て回ることもできます。

内部、展示コーナーの様子
手前の模型がグローブ座です。円形になっていて、△三角形の舞台天井が真ん中に見えています。

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衣装や小道具。細やかに作られた舞台の小道具を見ることが出来ます。

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今まで上演したシェイクスピア作品の衣装スケッチが並んでいます。

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4大悲劇といえば

ハムレット、マクベス、オセロー、リア王 です。

その他悲劇といえば・・・ロミオとジュリエット、コリオレイナス、アントニーとクレオパトラ
喜劇といえば・・・真夏の夜の夢、ヴェニスの商人、お気に召すまま、空騒ぎ、十二夜、じゃじゃ馬ならし、ヴェローナの二紳士などなどイギリスの王朝を題材にしている歴史劇、ドタバタの喜劇、幸福な喜劇、悲劇、ロマンティックな劇と作品によって全く雰囲気が異なります。

 

グローブ座の入り口はモダン!

グローブ座へ入場するための入り口はガラス張りでモダンな作りになっています。劇場はその先にあります。

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16世紀当時の作りを再現、雰囲気のある劇場です。

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Shakespeare’s Globe

21 New Globe Walk Bankside, London SE1 9DT
+44 (0)20 7902 1400
劇場ホームページはこちら

劇場はテムズ川に面しています。お洒落なレストランやバーもあり、観劇前後の散策にもぴったりです。

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