現在フランス各地にて、毎週土曜にストライキが行われています。
黄色のベストを身にまとった人々が団結し、
政府の政策に反対して抗議をしていたことから
Les Gilets jaunes=黄色のベスト運動と呼ばれています。
しかし、段々と日々の不満をただぶつけたいがために、
暴力的な行動、破壊行動にでる人々が出てきたことから、
警察との数々の衝突が起こり、ずっと11月より問題となっています。
それに対抗した新たな動きが目立つようになってきたのでご紹介します。
Les Foulards Rouges 赤いスカーフ運動とは
赤いスカーフ運動と呼ばれるもので、
黄色のベストに対抗して、赤いスカーフを巻いた人々が集まっています。
出典:huffingtonpost
彼らは黄色のベスト運動の抗議内容についてを否定しているわけではなく、
暴力を起こしている暴徒化したデモ隊に向けて
妨害、封鎖、暴力はいけない!と伝えようとして発足したグループです。
いつ頃から活動しているの?
JE NE SUIS PAS GILET JAUNE.(私は黄色のベストではない)
と記載された赤いスカーフのフェイスブックグループの表紙。
このグループはJohn-Christoph Wernerによって作られました。
初めて集まって行進したのは遡ること去年、
11月30日(金)に既に2000人程が行動を起こしました。
その後ツイッターやフェイスブックなどのSNS上にて、
呼びかけに賛同する人が続々集結。
現在にまで毎週この活動は続いています。
現在の活動の様子
そして現在ではリパブリック広場に集まって、パリの通りを行進しています。
寒くなってきたパリでは赤いスカーフだけでなく、
赤いジャンパーに身を包んだ人々も見受けられます。
この黄色のベスト運動、どのように終結するのでしょうか。
毎週のように道路が封鎖されたり、お店のショーウィンドウが壊されたり
折角の週末なのに、生活が落ち着きません。
早く元の落ち着いた週末に戻りますように。。
【▶パリの観光地を地区別にまとめたページもご覧ください★】
【▶パリの旬なイベントをまとめたページもご覧ください★】
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