1793年〜1800年頃にパリで着用されていた服装のイメージ。
18世紀後半のフランスは、ブルボン朝の絶対君主制が続いていましたが、自由を求める啓蒙思想が国民の間に広まり、ついに1789年7月14日、バスティーユ襲撃を契機に革命が発生、その後ルイ16世は処刑され王政は廃止されました。
ファッションについては革命以降、ハイウエストでコルセットを用いた今までのロココスタイルのドレスではなく、胸下の切り返しから裾に向かって直線的にスカートが広がるエンパイアドレスが主流になったようです。素材は木綿や羊毛などの梳毛糸を平織りにした薄地のモスリンが人気でした。
時が進み、1820年頃になると、再度コルセットが用いられるようになり、洋服にも花、羽飾りがつけられ、以前のようにボリュームの感じられるドレスも流行します。このようなイラストを用いたファッションのハガキなども良くお土産物屋さんにて販売していたりしますので、ぜひご覧になってみてください。