自由の女神像はパリにいくつか存在します。先日は、その中のリュクサンブール公園内の女神像探しをして参りました。どこにあるのか、一緒に探しに出かけてみましょう!
リュクサンブール公園内の自由の女神探し
※2019年現在、グーグルマップ上で自由の女神が表示されていました!2015年は出ていなかったので走り回って探したのですが・・・
とても良い天気でしたので、友人とピクニックを楽しんでいるパリジャンや日光浴をしている人が沢山いました。
さて、まずは園内の看板を・・・・・・・庭園内には、数多くの像が至る所に配置されていますが特にそれぞれについての説明はなしのようです。
リュクサンブール公園について
パリ6区にある市民の憩いの場には、学生から親子連れ、老夫婦、そして観光客と沢山の人が訪れます。
特にフランスとトスカーナの折衷様式になっているリュクサンブール宮殿の前の噴水前ではベンチに座って人々は読書をしたり、家族でピクニック、また、学生達の楽しそうな声も聞こえてきます。
リュクサンブール宮殿について
リュクサンブール宮殿はマリー・ド・メディシスが、ジャック・ボワソーに命じて1615年に設営した美しい庭園を持つ宮殿です。宮殿内部には、フランスで初めて一般公開された美術館があります。ルイ15世がルーヴルやヴェルサイユに散在していた美術品をリュクサンブール宮殿に集めて、1750年に一般公開しました。現在のリュクサンブール美術館では、常設コレクションはありませんが常に企画展を行っており様々な話題を提供しています。宮殿内は現在元老院(上院)の議事堂として使用されており一般公開はしていません。
さて、自由の女神ですが、園内のどこにあるのかインターネット検索でうまく見つけられず・・・・・結局写真の背景などを元に歩いて探しまわりました・・・・・。お花が美しい夏の時期。
噴水まわりも緑が溢れていて爽やかです。
庭園内にはテニスコートもあります。まわりにはパリ大学、高校などに囲まれている立地、学生達が楽しそうにテニスをしています。
聖ジュヌヴィエーヴ像
こちら、Sainte Genevieve (Patronne de Paris 423-512)パリの守護聖人、聖ジュヌヴィエーヴ像です。パリ市民にとって大事な聖人です。
編み込まれた長い髪、きりっとした横顔、スカートの細やかな動き・・・とても美しい彫刻で思わず横顔に釘付けになりました。
宮殿前の噴水まわりには、過去の王妃の像がずらりと並んでいます。年代によって服装や持ち物も異なり、とても興味深いです。・・・さて、女神像探しに戻ります・・・
公園内には椅子が沢山置いてあります。そのため、芝生の上に座るというよりも、このようにパリジャンが通り道沿いの椅子に腰掛け、ゆっくりとくつろいでいます。
細い小道や大通りがあり、とても活気のある公園です。
・・・!!!!
ついに発見しました!
あの右手を挙げた姿は・・・自由の女神!!
高さがおよそ2メートル70センチと小ぶりなプチ女神像!!こちらに置いてあるのはレプリカになります。
リュクサンブール公園内の自由の女神について
ニューヨークの自由の女神像の作者でもあるバルトルディが、フランス革命から100年を記念して作製、その後1900年の万博の際にリュクサンブール美術館に寄進され、1906年から100年以上リュクサンブール公園内に配置してありましたが傷みが激しくなってきたことから修復作業が行われ、2012年よりパリのオルセー美術館に移設されています。そのレプリカがここ、リュクサンブール公園内に飾ってあります。
どこにあるのか歩き回って探す、オリエンテーリング気分を久しぶりに味わいながら公園内を散策できるので、ちょっとしたエクササイズになります。
もしも自由の女神像、どこにあるのかが気になられた方がいらっしゃいましたら、こちらのマップからどうぞ・・・像のあるところにピンポイントで飛びます!
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