エルメスの落ち着いた茜色「ルージュガランス」

エルメス ルージュガランスRouge Garance

 

ガランスとは茜色

植物の茜と、茜色を指してガランスと呼びます。真っ赤な夕焼け色を表す色として私達には馴染み深いと思います。深く濃い赤色です。対する夜明けと朝焼けの空は曙色です。

 

茜色の空

 

バーキン30 トリヨンクレマンス ルージュガランス

バーキン30 トリヨンクレマンス ルージュガランス

 

 

どうして茜色と呼ぶのか?

古来より日本でもアカネのヒゲのような根を煮、アリザリンという赤い染料を抽出して利用してきました。アカネという言葉の語源は、そのアカネの根からきているようです。乾燥させるとオレンジ色に、さらに染料は赤色になるため「赤根」。そこから転じて「アカネ」と呼ぶようになったと言われています。茜染のうち、濃く暗い赤色に染色された色を茜色とよんでいます。えんじ色よりも落ち着いた暗めの色合いです。同じく茜染めでも、緋色と呼ばれる明るい色のものものあります。

 

 

茜の花とは?

アカネ科アカネ属のつる性多年生植物。学名はRubia argyi(英名はRubiaやMadder)。中国、朝鮮半島、台湾、日本に分布しており、日本では本州~九州の野山道端にて他の植物に巻き付きながら生えているのをごく普通に見ることができるようです。8~10月に小さな3mm程度の白や黄色の花を沢山咲かせます。

 

茜の花

松江の花図鑑 http://matsue-hana.com/

 

茜の花

花樹アルバム http://blogs.yahoo.co.jp/uttiyda/23151584.html

 

果実は直径5~7mmの黒くて丸い実です。中には2個がくっついて可愛らしい瓢箪のような形になる実もあります。

 

茜の花

河北新報 https://kacco.kahoku.co.jp/blog/9870141/61776

 

鑑賞するときの注意は、茎や葉の裏にも下向きのトゲがあることと(これを使って他の植物に巻き付き上がっていくのですね)、たまにタマバエが茜の蕾に産卵し、アカネツボミフクレフシという幼虫の虫えいが蕾にあるという点です。下の写真、膨らんでいる部分は花が開花していません。この後黒っぽくなりますが実ではなく、中に繭があり、幼虫が入っています!

 

茜の花

松江の花図鑑 http://matsue-hana.com/

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